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くださいいわない 244知恵

 あきない繁昌の知恵その244「自律×自立」

 『求めなさい、そうすれば与えられる』

 は、新約聖書の有名な一節

 

 しかし、

 カミサマにも、

 ホトケサマにも、

 ご先祖さまにも、

 家族にも、

 知り合いにも、

 誰に対してさえ、

 ○○してください、

 ○○けてください、

 とは、

 よほどのことがない限り、(無意識のメッセージとしてさえ)言わない。

 

 なぜならその言葉は、

 自らの権利放棄、

 同時に、義務からの逃避

 を、意味するから。

 

 ところで、聖書はこうも言っている。

 『人にしてほしいと思うことはすべて、行いなさい』

 

 では、求めるのが先か、与えるのが先か

 どちらが先かといえば、

 子供のころは、求め、与えられることが権利である。

 たとえば、ハイハイしている赤ん坊に、“自分でご飯作りなさい”は、あり得ない。

 だから、与えられるのが先

 …で、大人になったら、より多く与える。

 これ義務

 しかし、大人になってからも子供のころそのままの欲しがり屋さんに、気前よく与えてはいけない。

 これも義務

 

 子供のころ、与えられること少なかった人にはしんどいことと思うけれど、

 それでもやっぱり大人になったら、1年、1か月、1日でも早く、

 影が影のままである過去を引きずるよりも、その影が、今と未来を包む光の一部分にすぎなくなるよう、

 自信を取り戻し、

 自らを律し、

 自立した存在として、権利を行使し、義務を果たす。

 

 さて、聖書にはこんな言葉もある。

 『成人したとき、幼子のときのことは捨てました』

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