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稲穂 238知恵

 あきない繁昌の知恵その238「こうべを垂れる」

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 色づき始めた稲穂とハザ木

 もうすぐ秋がくる。

 しかし、夏らしくない夏の影響もあって、今年の収穫はいま一つ(の見込み)

 …と、おっしゃるのは、米どころ新潟の農家さん。

 

 さて、こうべを垂れる。

 豊作大漁、あるいは大勝であっても、こうべを垂れる。

 不作不漁、あるいは大敗しても、こうべを垂れる。

 それぞれの背景は違っても、驕らず、高ぶらず、慎みを忘れず、謙虚であれ。

 …と、稲穂は語る。

 

 いずれにしても、

 夏は夏らしく、

 秋は秋らしく、

 冬は冬、

 春は春、

 良い時もあれば、そうでない時もある。

 そうでない時があっても、いずれ良い時が巡ってくると、当たり前のように信じることが出来る。

 奪い合うのではなく、慈しみあう。

 必要なことは、自分への信頼、他人への信愛

 そうすれば、いい時も、そうでないときも、自己卑下することなく、自信を持って、こうべを垂れることが出来る。

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