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超資金繰り法⑬ 112知恵

 あきない繁昌の知恵その112「順番こ」

 2009年最初の大安は、1月1日

 2009年最初の満月は、1月11日

 1月故か、1、1、1…と、1が続く。

 1番でも、10番でも、100番でもいいから、順番など関係なく、みんなパァーッと、景気の良くなる2009年を予感させる。ただし、節度は守って…

  

 さて、超資金繰り法

 13回目を迎える今回は、経費配分の話

 経費の配分は、順番を付ける。

 しっかりと、優先順位に従って、配分する。

 資金繰りを立てる際、売上は経営計画とズレが生じてもやむを得ない。

 昨年夏を境にした経済情勢のBefore‐Afterを、経営の現場に携わる人たちが、どれだけ予想し得たであろうか、とうことである。

 つまり、売上に連動する変動費も、(経営計画と)ズレが生じてやむを得ない。

 

 では、何を順番付けして配分するか、というと、固定費である。

 まず、事務所、支店、工場及び部門(以下、ユニット)ごとに、固定費における最小適正規模を見積もる。

 そして、現在の固定費、イコール最小適正規模であれば、それ以上の削減を、試みてはいけない。

 つまり、例えば、鉛筆1本という単位の合理化は、それが行き過ぎた場合、全体最適化を阻害する、ということである。

 例えばかつて、社員が事務用品として使用する鉛筆1本の使い方を、データとして管理、その結果について、「鉛筆(備品)の使い方は、いかにあるべきか」と、経営会議で議論していた、という社長がいた。

 さらに、議論をする際、プリントアウトしたデータの書き込み用として、別途鉛筆が、一人ひとりに用意されていた。

 ジョークのような事実、である。

 是非を問うのではない。

 全体最適化に適っているか、ということである。

 

 固定費の最小適正規模を見積ったら、ユニットの実績との乖離を見る。

 その上で、

 1.見積=実績→計画に移記

 2.見積>実績→配分見直し

 3.見積<実績→合理的に検討出来れば削減し、「2」に割り当て

 を、それぞれ行う。

 

 さて、景気よく。

 会社への利益貢献度の高いユニットには、景気よく経費を配分する。

 そして、更に貢献してもらう。

 自分たちは何かを変える必要がある、と、会社への利益貢献度の低いユニットが理解するためにも、それは重要かつ有効な方法である。

 

 そして、順番こ

 会社の中でさえ、全員がトップセールスマンになれる訳では、ない。

 1、2、3、11…50番

 否応なく、順番は付く。

 順番が付かないのであれば、それは逆に、順番を上げようと、正当に努力し続けた人たちに対する尊敬を欠く。

 さらに放置すれば、何時の間にか社内には、低い順番の人たちの諦念と、順番が高かった人たちの失望が、ある時点で結節し、蔓延する。

 

 全員がオール3では、固定費の実績を、最小適正規模にまで削減することは、困難となる。

 同時にそれは、資金繰りにも、費用高止まり、という影響を及ぼす。

 だから、学校の成績と違って、オール3はウマくない。

 むしろ、

 5、4、3、2

 優、良、可

 いろいろあったほうが良い。

 その方が、お互いに、それぞれが目指す高みみ向かって切磋琢磨するからこそ、集団は豊かな光彩を放つ。

 だだし、順番こは、あくまで集団の中での順番づけ、一人ひとりは、それぞれが一番である、と、一人ひとりの社員が思える。

 すなわち、資金繰りを行う際、人事…社員一人ひとりの動機付け、も重要な要素となる。

 

 だからこそ…

 超資金繰り第10の鉄則は、合理的に順番を付ける。 

 

 

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